AI雑談:自制について

質問:FXトレードをしていると。わずかな損でもそれを取り戻そうと躍起なり、さらに損を膨らますことがあります。なぜこうも簡単に自制が効かなくなるのでしょうか?

 

 

ChatGPT

FXトレードで小さな損失を取り戻そうとして、さらに大きな損失を抱え込んでしまう現象は、「復讐取引(revenge trading)」とも呼ばれることがあります。この行動は、心理学的ないくつかの要因によって説明されることが多いです。

1. 損失回避: 人は損失を非常に嫌う傾向があり、得られる利益よりも、同じ大きさの損失の方が精神的な影響が大きいとされています(損失回避性)。そのため、少しの損失でも取り戻そうとして、リスクを無視してしまうことがあります。

2. 自己正当化: 一度損失を出してしまうと、その損失が「間違い」であったと認めたくない心理が働きます。これにより、自分の最初の判断が正しかったと証明しようとして、さらに取引を続けることがあります。

3. 感情的な判断: 損失を経験すると感情が高まり、冷静な判断ができなくなることがあります。怒りや焦りが判断を曇らせ、計画的でない取引をしてしまうことがあります。

これらの心理的な要因を理解し、自己制御を強化する方法を学ぶことが重要です。例えば、取引前に厳格なリスク管理計画を立てておく、損失が一定額に達したらその日は取引を終えるといったルールを設けることが有効です。また、取引の際には感情ではなく、データと事実に基づいて判断することが求められます。

「インフレが一時的に落ち着く」とは

 

「インフレが一時的に落ち着く」とは

 

 

まず、次の事実を改めて確認しましょう。

2022年6月に前年同月比で上昇率9.1%に達したCPIは、2023年12月時点で3.4%に減速しました。

これは、FRBが1980年以降で最速の利上げを推進した結果です。それにもかかわらず、景気は減速せず、株式市場は堅調なばかりか、最高値を更新し続けています。財務長官のイエレンは、CNNのインタビューで「ソフトランディングを達成した」とまで述べています。

ここまでくれば、「インフレ圧力はまだある」と警戒するのは、自分の論説が正しいはずだと頑固に信じる学者だけが、事態が自分の考えに沿わないことに不満をもらすように感じられます。

しかし、本当にそうでしょうか?

米国で1960年から1980年の間に高インフレが発生し、物価の上昇が一度落ち着いた後に再び加速したことをご存知でしょうか?実際にこれは起こった事象です。この期間中、多くの先進国で経済が高度成長を遂げた一方で、インフレは大きな問題となりました。特に1970年代は、「スタグフレーション」と呼ばれる、停滞する経済成長と高インフレが同時に発生する状況が見られました。

インフレが再加速した背景には次のような主因がありました。

 

. オイルショック1973年に第一次オイルショック1979年に第二次オイルショックが発生し、原油価格の急騰が世界経済に大きな衝撃を与えました。これにより、石油をはじめとするエネルギー価格が高騰し、インフレ率が上昇しました。

. 需要の増大:高度経済成長期には、消費者需要や政府の支出が増大し、供給能力を超える需要が発生しました。この需要の増大が価格上昇を引き起こし、インフレを加速させたと考えられています。

. 賃金プッシュインフレ:労働市場 tightness(需給のひっ迫)により、賃金が上昇し、それが製品価格へ転嫁される形でインフレを引き起こした。特に、労働組合の強い交渉力が賃金上昇を推進し、インフレを加速させる要因となりました。

. 金融政策の遅れ:中央銀行がインフレ対策として金利を引き上げることに遅れたり、適切なタイミングで緊縮政策を採用しなかったことも、インフレ再加速の一因とされています。適切な時期に金融政策を引き締めることができなかった結果、インフレが長引く原因となりました。

 

1970年代のインフレ率の変動を具体的なタイムスパンで説明するには、国や地域によって状況が異なりますが、特にアメリカ合衆国の状況を例に取ると、以下のような流れが見られました。

. 初期のインフレ上昇期:1970年代初頭、特に1973年の第一次オイルショックにより、インフレ率は急速に上昇し始めました。この時期、インフレ率は年間約5.8%から1974年には約11.0%まで上昇しました。

. 一時的な落ち着き:1974年から1976年にかけて、インフレ率は一時的に落ち着き、1976年には約5.7%まで下がりました。この時期のインフレの減速は、経済の冷却と一部の金融政策によるものでしたが、完全にインフレを抑制するには至りませんでした。

. 再加速期:1977年から再びインフレが加速し始め、1979年の第二次オイルショックを経て、1980年にはインフレ率が約13.5%まで上昇しました。この期間の再加速は、原油価格の再度の急騰、経済活動の回復、および持続的な需給ギャップによるものでした。

簡単にまとめると次の通りです。

初期の上昇期:約1-2年(1973年から1974年)

一時的な落ち着き:約2年(1974年から1976年)

再加速期:約3-4年(1977年から1980年)

 

問題は、この一時的な落ち着きなのが今現在(2024年春)なのか否かってところだと思います。

 

仮に、2021年からインフレが開始されたと仮定し、1970年代のインフレのタイムスパンに照らし合わせて考察すると、以下のような進行が想像されます。

. 初期のインフレ上昇期(2021年~2022年~2023年):

• 2021年からインフレが開始され、初期の12年間で急速にインフレ率が上昇する。この期間は、COVID-19パンデミックの影響からの経済回復、供給網の混乱、エネルギー価格の上昇などが影響していると考えられる。

. 一時的な落ち着き(2023年~2025年):

インフレ率が一時的に安定または減少し始める。中央銀行による金融政策の引き締め、例えば利上げや量的緩和の縮小などが効果を発揮し始める時期。しかし、この落ち着きは一時的で、完全なインフレ抑制には至らないかもしれない。

. 再加速期(2025年~2027年~2028年):

一時的な落ち着きの後、再びインフレが加速する可能性がある。これは、再度の供給網の問題、エネルギー価格の上昇、または経済政策の遅れなどによるものかもしれない。特に、経済活動の完全な回復や市場の過熱がインフレを再び押し上げる要因となる。

 

仮に現在が一時的な落ち着き時期だった場合、市場動向は次のように考えらます。

一時的な落ち着き時期の市場動向

一時的な落ち着きの時期には、インフレ率が安定または減少し始め、中央銀行が金融政策を引き締めることが多いです。この時期、市場参加者は経済の過熱が抑制され、インフレがコントロール下にあると解釈する可能性があります。

このような環境では、利上げによる金融市場への直接的な影響が見られる一方で、経済成長の見通しの改善やインフレ抑制による安心感から株式市場はポジティブに反応することがあります。特に、インフレ抑制は利益率の圧迫を防ぐため、企業業績へのポジティブな影響が期待されるためです。

 

本日のまとめ

インフレ抑制に対する政府機関の安心感と自信、そしてインフレが抑制されているという市場関係者からの安心感と株式市場に対するポジティブな見方が広がっているかもしれません。株式市場では、楽観的な雰囲気の中では悪いニュースが過小評価されがちです。例えば、最近発生したダイハツトヨタ自動車のスキャンダルに対する投資家の反応は、トヨタブランドへの損傷を恐れても、たった数日程度で収まったことがありました。これは、現在の市場環境がどれほど楽観的に見られているかの一例です。繰り返しますが、インフレ抑制による安心感が楽観的な市場を形成している可能性があるということです。忘れてはならないのは、1970年代に見られた高インフレ率が11%であり、一時的な落ち着きの後、1980年にはインフレ率が13%まで上昇したという事実です。

市場の過熱相場とその後の動向

長期投資はシンプルが一番です。私の場合、基本的に株式を3倍になるか、または5年以上保有するつもりで購入します。しかし、もちろん誰も含み損を抱えたいわけではありません。そのため、投資のタイミングが重要になります。

現在の市場を見ると、日経平均株価は史上最高値を突破しようとしています。しかし、一部の銘柄を除き、多くが「言われているほど市場は加熱しているのか?」と思わせるほどの大きな上昇は見られません。

ですが、実際にはこれが長期投資のチャンスが訪れる前触れである可能性があります。この点について、レポートに具体的な例を記載しました。

 

 

市場の過熱相場とその後の動向についての具体的な例を挙げると、過去にはいくつかの顕著なケースがあります。ここで紹介する例は、過去の市場動向を示すものであり、将来の市場の動きを予測するものではありませんが、歴史的な事例から学べる教訓があります。

ドットコムバブル(2000年前後)

過熱相場の特徴:1990年代後半から2000年にかけて、インターネット関連企業の株価が急騰しました。この時期には、実際の収益やビジネスモデルに関係なく、多くのテクノロジー銘柄が異常に高い評価を受けました。

選択性の現れ:この時期には、特定のテクノロジー銘柄が市場を牽引し、他の多くの伝統的な産業や優良銘柄は比較的控えめな評価でした。

市場の調整と暴落:2000年に入ると、投資家はバブルの持続可能性に疑問を持ち始め、市場は調整に入りました。特に、過剰に評価されていたテクノロジー銘柄が大きく下落し、市場全体が調整されました。この過程で、過熱相場に巻き込まれなかった優良銘柄も一時的に価格が下落する場合がありましたが、その後、これらの銘柄は再評価され、回復に向かうことがありました。

 

サブプライムローン危機(2007-2008年)

過熱相場の特徴:2000年代半ば、不動産市場と関連金融商品が過熱しました。この時期には、リスクの高い住宅ローンを担保にした金融商品が投資家に広く販売され、市場全体が過剰な楽観に包まれていました。

市場の調整と暴落:2007年にサブプライムローンのデフォルトが増加し始めると、市場の過熱が露呈しました。これが引き金となり、2008年には金融危機が発生し、幅広い市場で大規模な資産価値の下落が見られました。この危機では、金融セクターだけでなく、多くの優良企業の株価も一時的に大きく下落しました。

長期的な視点サブプライム危機の後、一部の優良銘柄は価値を再評価され、長期的には回復しています。この過程で、価値投資の機会が生まれたとも言われています。

 

これらの事例は、過熱相場とその後の市場調整が特定のセクターや銘柄に限定されず、市場全体に影響を与えることを示しています。また、暴落後には、見過ごされていた優良銘柄が再評価され、長期投資のチャンスが生まれることもあります。

 

〈まとめ〉

ポイントは、“見過ごされていた優良銘柄の再評価”というところです。過熱相場には必ず流行り銘柄というものがあります。そしてそれに追随する”流行り銘柄っぽい”ものが出てきます。そして今度は、社債の乱発なので市場からお金を吸い上げるような現象が起きます(実際にソフトバンクグループか個人向けに社債は5500億分発行すると発表しました)。お祭りはこのようにして豪快に炎を立ち上げます。そして祭りの後という現実が必ずやってきます。

 

例えば過去にあったのが、社債を発行して調達した金は自由に使えるので、マネーゲームのような投資に当てられます。そしてそれが失敗だと確信した時に、暴落が始まります。その暴落は間接的ではありますが、社債の購入者ではない株式投資家が被るのです。

 

記憶ベースで申し訳ないのですが2000年のITバブル時期にこのような事件が起きました。

 

2000年頃にソニーが発行した転換社債についての具体的な事件は、ソニーがテクノロジーとエンターテインメント業界での拡大を目指して資金を調達する一環として転換社債を発行したことを指している可能性があります。転換社債は、特定の条件下で株式に転換できる社債で、投資家にとっては株価の上昇が見込まれる場合に魅力的な投資機会を提供します。しかし、株価が期待通りに上昇しない場合、転換権の行使は魅力を失い、社債の価値は下落します。

2000年は、ドットコムバブルが崩壊し始めた時期にあたり、多くのテクノロジー関連企業の株価が大きく下落しました。この時期にソニーが発行した転換社債も、市場の全般的な下落の影響を受け、社債の価値が下がり、結果として転換権が行使されることで株式が増加し、株価にも圧力がかかった可能性があります。

このような状況は、転換社債のリスクの一面を示しています。転換権の行使価格が株価よりも高い場合、転換権は行使されず、社債はそのまま債権として保有されることが多いです。しかし、市場の下落で株価が転換価格以下になると、転換権の行使によって新たに株式が発行され、既存株主の持ち株価値が希薄化するリスクがあります。

ソニーのケースでは、この時期の市場の動向と、テクノロジー業界全般に対する投資家の見方が、社債の価値と株価の両方に影響を与えた可能性が高いです。

 

具体的な詳細や発行条件、市場の反応については、当時の市場報告やソニーの公式発表など、具体的な資料を参照する必要があります。

 

何れにせよ、長期投資家にとってはチャンスが到来します。次のシンプルなルールを守りましょう。

 

・流行りに乗らない。傍観する

・暴落が起きた際に、つられ下げした通常ではあり得ない安売り状態の優良銘柄に長期投資する

・「バイ・アンド・ホールド・フォーゲット」(Buy and Hold Forget)。買ったことをしばらく忘れる

 

このレポートを読んであなたの資産運用の手助けに少しでもなったらと願います。

Hello

Hello,

Welcome to the Bluebear Coffee blog! The name was inspired by the idea of casually pondering whether we're in a bull market or a bear market over a cup of coffee.

This blog will be written in a very flexible, casual conversational style. The reports sold for 200 yen on Gumroad aim to be worth their price, planning to cover content of about 3-5 pages in A4 size.

I believe that money should be earned through investment, not by making a profit from selling reports. However, charging for them instills a sense of responsibility and deepens the learning experience, so I ask for your understanding in making them paid.

Let me briefly introduce myself. I majored in political philosophy at a university in the United States and became an investor after returning to Japan and working as a computer engineer. I have 25 years of experience in investment.

As for my investment style, I've done swing trading but have found that long-term investing suits me better and offers larger profits. Currently, I focus on long-term investment strategies of more than five years. I hold great respect for Warren Buffett and his partner, Charlie Munger.

I intend to keep working on this as my job, so I look forward to your support.

はじめまして

こんにちは、

ブルベア・コーヒーのブログへようこそ!この名前は、強気相場か弱気相場かをコーヒーを飲みながら気楽に考えようという思いから名付けました。

このブログは、カジュアルな雑談形式でとてもフレキシブルに書いていきます。Gumroadというサイトで200円で販売しているレポートは、200円の価値があるものを目指して、A4サイズで35ページ程度の内容を予定しています。

お金は投資で稼ぐべきだと考えており、レポート販売での金儲けは目指してはいません。しかし、有料にすることで責任感が生まれ、より学びが深まると考えていますので、有料での提供とさせていただきますことをお許しください。

私のプロフィールについて簡単にご紹介します。大学はアメリカで政治哲学を専攻し、帰国後はコンピュータエンジニアを経て投資家となりました。投資歴は25年になります。

投資スタイルについては、スイングトレードも行っていましたが、長期投資の方が利益も大きく、自分に合っていると感じています。現在は5年以上の長期投資を主な戦略としています。ウォーレン・バフェットや彼のパートナーであるチャーリー・マンガーを尊敬しています。

今後も仕事として取り組んでいく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。